目標設定の方法
目標設定とは……ある課題に対して決められた時間内に特定の熟達基準に到達することだ。
「成功哲学 の祖」と呼ばれるナポレオンヒルやマーフィーの法則で知られるマーフィーも目標を設定することの大事さを語っている。目標を紙に書いていつも目にするところ に貼り、潜在意識 にインプットさせるという方法は多くの自己啓発本ビジネス本に書かれてきたが、実際に実行している人は少ないのではないかと思う。
目標を毎日見続けていると、潜在意識に刷り込まれ自ずと目標に沿った行動をするようになる。
また目標は、大きいモノと小さいモノを同時に設定すると良い。小さい目標はそれを達成することで、大きな目標に近づくような条件が望ましい。
目標を無事に達成することができたら、また新たな目標を設定することを習慣にすると常に行動力に満ち溢れた生活を送れる。
目標設定のプロセス
①目標設定
↓
②努力
↓
③達成or未達成
↓
④新たな目標設定
ある物事を継続して行いたかったり、新しい習慣を身につけたいと思っていてもなかなか上手くいかないことがある。上手くいかない要因は自分自身の意志が弱いからではなく、目標設定の方法が間違っているからかもしれない。
効果的な目標設定の方法
①結果目標だけでなく、行動目標を設定する。
結果目標は自分自身だけの問題だけでなく色々な問題が立ちはだかるので達成しにくい。不確定要素が影響を及ぼすからだ。
対して、行動目標は不確定要素が少なく、自分自身でコントロールできる。
例)「今月、ベンチプレスで100kgを10rep達成する」→ 結果目標
「今月、週3でジムに通いベンチプレスをしよう」→ 行動目標
このように行動目標は自分がやろうと思えばどうにでもなるのだ。他人や環境に左右されることが少ないので全て自分で管理できてしまう。達成できなかった時は誰のせいでもなく自分だけのせいになる。つまり言い訳無用だ。行動目標の良いところは、やるべき行動が分かりやすいということだ。そのため、日々、どんな行動をすれば良いのか明確で行動力がアップする。結果が出なくても積み重ねてきた行動に自信が持てるのも良い点だ。
なかなか、行動を起こせない時は、ウダウダ悩みこむのではなく、ペンとノートを用意して行動目標を設定してみるのも良いだろう。
②具体的で挑戦的な目標を設定する
目標はより具体的ででなおかつ少しだけ手が届きそうにない挑戦的な目標の方が良い。
頭でイメージ出来るほど具体的に設定すると、ドーパミンが分泌されワクワクしてくる。
また、挑戦的な目標にすると「夏休み最終日に宿題を死に物狂いで終わらせるパワー」のようなものが働いて爆発的な行動力を生む。
ただ、気をつけないといけないのがあまりにも現実的ではない目標にしてしまうと効果が無いということだ。